台湾のマスク生産体制に学ぶ供給管理と配分

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新型コロナウイルス対策でいち早くマスクの増産と配給制を導入した台湾。
重症急性呼吸器症候群(SARS)の経験を踏まえた事前の法整備で、素早い体制
を実現しています。

台湾北部にある大手マスクメーカーの某工場では、㏠のマスク生産量が
約45万枚から約200万枚まで増産できるように強化。台湾当局の感染症
対策部門を核に軍人も動員する官民一体の態勢で臨んでいます。
台湾全土のマスク生産量は㏠1千万枚まで増えており、今後さらに増や
していく予定とのこと。配給に関しては2月6にちから配給制を始めており、
身分証番号が記録された健康保険カードで1週間に1度マスクを買え、
大人3枚、子供5枚まで手に入れることができます。

増産のため動員された軍人は1万6千人を超え、郵便局員も動員し、
工場から台湾全土の薬局へマスクを配送しています。日本では相変わらず
マスクは手に入りにくく、販売日には薬局などに長蛇の列が並んでいます。
台湾にならって日本も早急に対策を取ってほしいですね。

この記事の監修者

株式会社 LOVE STYLE
代表取締役 阿部 泰三

雨漏り修理・雨桶工事・屋根工事業者として工事に携わり30年以上。工事監督などの実績を持つ「株式会社 LOVE STYLE」の代表取締役。