悪質な繁殖業者やペットショップへの行政指導を効果的にできるように
具体的な数値を盛り込んだ基準作りが環境省を中心に進められています。
繁殖業者やペットショップではほとんど身動きできないような狭いゲージに
入れっぱなしで飼育・展示したり、病気をしても適切な診療をうけさせ
なかったりと劣悪飼育が社会問題となっているにも関わらず、動物愛護法に
あいまいな表現しかないために、悪質な業者に対して自治体による効果的な
指導が行えなかったんです。
そのためできる限り具体的な基準を設け、「授業員1人あたりの上限飼育数を
繁殖業者では犬は15匹まで、猫は25匹まで」や「犬猫ともに出産は生涯に
6回まで」などとしました。今春には環境省が素案を示し来年6月に施行の
予定です。飼育環境の向上により心身ともに健康な子犬、子猫が販売される
ようになるといいですね。









