止まらなかった雨漏り修理の事例に学ぶ施工の大切さ

お客様より雨漏り修理のご相談を受けました。
お話を聞いてみると、以前から雨漏りしていたのでご自身でコーキングを施したところ、
さらに雨漏りがひどくなったとの事です。

近頃はホームセンターやインターネットで色々な道具がすぐ手に入るため、
ご自身で雨漏りを修理しようと試みる方が増えていますが、
特性や流れなどを理解せずに水の流れを塞いでしまったため、
雨水を受けて適切に流す事ができなくなり、
室内に水が侵入してしまうケースがあります。

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日本特有の梅雨など長期にわたり雨が降り続く時や、
強風の影響でダメージを受けた屋根や外壁からの雨漏りにも注意が必要です。
瓦屋根の住宅でも、下に落ちるはずの雨水が暴風雨によって逆流し、
瓦の重ね部分から雨水が侵入する可能性があり、おもわぬ場所から雨漏りする場合があります。
雨漏りしたすぐ上の屋根から浸水しているとは限らないので、
雨水が侵入した場所をきちんと確かめないままコーキングをしてしまうと、
別の場所から雨漏りが発生するなどの影響も考えられます。
見た目には分からなくとも、雨漏りは止まっていなかったのです。

この記事の監修者

株式会社 LOVE STYLE
代表取締役 阿部 泰三

雨漏り修理・雨桶工事・屋根工事業者として工事に携わり30年以上。工事監督などの実績を持つ「株式会社 LOVE STYLE」の代表取締役。

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