秋季に行う雨樋清掃と排水不良防止のための保守管理法

秋になりお住まいの中ではなく、外のお掃除も始めておきたい師走に近づいて参りました 見落としが多いのが、雨樋の詰まりです。一軒家では多くのお宅で庭に植物を植えております。その為この時期は、枯れ葉や、落ち葉や、砂ボコリ等が雨 …

屋根劣化に応じた塗装工程と耐候性を高める施工管理

U様は、屋根に錆びが目立つようになったので塗り替えを希望されました。 一般的に塗装の目安となる現象を挙げてみます。 1)錆びの発生 2)汚れ、色あせ 3)チョーキング現象 (チョーキング現象とは、外壁の劣化現象の1つで、 …

台風期を見据え前倒し屋根点検で劣化進行と被害拡大を未然に防止

ようやく暑い日にも終わりが見え始め、過ごしやすい日、を感じる最近。 秋がなくなってきているのがここ数年の傾向です。 そこで早くも家具量販店などでは、暖房器具や加湿器!など 買い換える動きが好調なようです。 毎日の生活をよ …

想定外部位からの雨漏り発生要因と再発防止の施工法

C様邸では緩んでいた瓦が水の流れによってズレて雨漏りに繋がったのですが、瓦を部分的に交換できたので費用は最小限に抑える事ができました。 台風の動きが気になる季節ですが、雨量が増える時期は普段は雨漏りしないような場所から雨 …

雨漏り対策の歴史と現代住宅における防水技術の変遷

ある工務店では、創業当時から雨漏りの対策が大きな課題となっています。 実は雨漏りはその工務店に限った話ではありませんし、今後も大きな問題の一つ であることは間違いありません。国総研(国土技術制作総合研究所)でも、「小規模 …

モルタル外壁の構造特性と経年劣化対策のメンテナンス指針

人気の高いモルタル外壁の特徴と劣化症状を少しご紹介させていただきます ◆モルタル外壁 セメント・水・砂を2:1:6で混ぜ合わせて作った素材で作られており、地域や環境によりますが、一般的に10年-15年に1度のメンテナンス …

台風シーズン前後に行う外装リフォームと劣化防止計画

台風の季節になると屋根修理のお問い合わせが増えますが、日野市のT様邸でも毎年の台風多発が心配で雨漏り防止のリフォームを考えているそうです。 屋根の塗り替えをご希望ですが、その前に不具合はないか調査を行います。 コストや時 …

屋根点検で発覚した外壁錆進行と補修優先順位の考え方

先日、調布市のお客様より、屋根点検のご依頼を頂き調査して参りました しかし、到着し屋根よりも劣化が目立ったのは、外壁の錆です。 その為、修理箇所などが高層部で増えれば足場を組む時間と費用は変わらないので全体的にメンテナン …

経年劣化屋根の補修判断と葺き替え検討の実務ガイド

N様から、屋根の経年劣化による損傷がひどいので、 葺き替えを希望しているという依頼がありました。 N様の屋根は昔ながらのトタン屋根でした。トタン屋根を剥がしてみると案の定、中の「心木」はかなり老朽化しているので取り除きま …

軽量瓦への葺き替えで耐震性を高め飛散リスクと荷重を同時に低減

Y様から瓦屋根に関するご相談をいただきました。 実は、昔ながらの瓦屋根なのですが、自然災害も多く、 今後のことを考え検討した結果、 軽量タイプの瓦にしてリフォームしたいのですが、、 可能かどうか見ていただきたい。 とのこ …

定期メンテナンス周期管理と劣化進行抑制の実践的戦略

ご自身のお住まいの定期メンテナンス時期を把握していますか? まだメンテナンス時期じゃないし大丈夫と油断してませんか? 何か、気付いたことは軽視せずお住い無料診断を上手く活用して雨漏り被害を大きくしないことをオススメしてい …

パラペット構造と雨仕舞いの関係性および防水設計の要点

F様邸で雨漏り調査したところ陸屋根のパラペット部分の防水シートが経年のため劣化し穴が空いていたため雨水が侵入していました。 建物のバルコニーや屋上、陸屋根の外周に取付けられた壁をパラペットと呼びます。 マンションや高層ビ …

トタンからガルバリウムへの葺き替えで実現する防錆性能

A様より、雨漏り修理の依頼が入りました。 今まで雨漏りは認めていたものの、雨漏り修理のコストが心配で しばらく様子見していたものの、もう限界が来た、とのことでした。 通常は、お客様の負担を考えてなるべくリーズナブルなプラ …

基礎コンクリート雨染みの原因と防水処理の施工ポイント

築年数が経ち、家の基礎に雨染みが発生し、その原因や対策方法が気になる家の持ち主の方は少なくないのではないでしょうか。 基礎の雨染みは、見た目の悪さだけでなく、家の寿命にも影響を与えかねない深刻な問題です。 放置すると、雨 …

防水工法の比較検討と用途別施工選定の最適判断基準

ようやく秋らしくなったかと思えば、なかなか安定しません。 肌寒いくらいの気候もあれば、夏日なってしまう日も。 誰もが自身の体調に気の抜けない中、同時に気になるのが、過酷な状況での家屋への影響ではないでしょうか。 突然の大 …

季節変化に伴う屋根雨漏りリスクと早期点検の実践法

朝晩の寒暖差が激しい気候は雨漏りにも少なからず影響しています。 中野区のT様邸では毎回台風の時だけ雨漏りがあるとの事でした。 このようなケースはよく聞く話ですが原因は色々思いあたります。 台風の時は普段の雨降りと違い、強 …

屋根釘ビス浮きがもたらす防水低下と定期保守の重要性

定期メンテナンスに多く見られる劣化の一つに屋根の釘浮きやビスの緩みになります。 中にはすでに抜け落ちていることもあるのです。 それ以外は、防水上も問題も無くで目立った外傷もない場合でも、上記のことが原因で雨漏り被害もあり …

雨漏り防止のための予防保全と改修手法の体系的アプローチ

ある工務店では、創業当時からの悩み事で一番大きいのは、雨漏りの対策だそうです。 実はその工務店に限らず、雨漏りはどの地域でもこれからも大きな問題の一つ であることは間違いありません。国総研(国土技術制作総合研究所)でも、 …

高温多湿環境がもたらす防水層劣化と施工管理の要点

ベランダは日当たりが良い場所に位置する事が多く、直射日光にさらされているため建物内部より劣化が早まります。 その中でもベランダの上部を覆うように施工され、防水、防腐には欠かせない大切な部分を笠木と言い、鳥居や門にも使われ …

屋根塗装と修理を同時に行う耐久性向上の最適施工計画

T様から、雨漏りしたという連絡がありました。 T様のお宅はスレート屋根でした。 早速調べてみますと、原因が判明しました。「棟包み板」が緩んでいたのです。 それから、屋根の老朽化も目立つので屋根自体の塗装をすることを提案し …

防水シート劣化による雨漏り発生と再施工の要点解説

先日、所沢市のお客様より屋根裏を覗いたら雨漏りしていたとご連絡を受け調査して参りました。 新築から約45年のメンテンナスを1度も行っていなかったようです・・・ 屋根の上を確認してみると防水シートの劣化が進行し穴が複数あい …

屋根葺き替え工事7工程と安全管理品質確保の実践例

そろそろ屋根の葺き替えを検討している、築年数が経ち老朽化が気になる家の持ち主さん。 屋根の葺き替え工事は、初めての経験だと工程や注意点などがよく分からず不安ですよね。 この記事では、屋根葺き替え工事の全工程を分かりやすく …

豪雨による外装材破損と再施工時の防災性能強化策

今年の豪雨で屋根材が破損した報告を多くいただきました。 屋根は強風で一番被害をうけやすい場所です。 軽い屋根材は飛んだり瓦屋根は亀裂が入りやすいなど風の影響は大きいものです。 風を受けやすい屋根の形状や建物の立地や向きな …

破風板塗膜劣化が引き起こす雨水侵入と補修の最適手順

破風板を気にしたことありますか? 破風板は屋根の△に部分み取り付けられています。 よく塗装剥がれや屋根全体の色褪せが目立っていることが多くある場所です。 塗装剥がれだけの場合、下地は無事なので塗装だけで済みます。 その際 …

住宅性能向上と防水改修を両立するリフォーム設計術

先日I様の屋根点検をしました。実はI様のお宅の屋根は何度か雨漏りを 起こしていて、それを大変気にされているようです。その時に質問されたことがあります。 それは、住宅の性能は上がっているのに、雨漏りはいつまでたっても改善し …