コケが原因の雨漏り(渋谷区)

渋谷区にお住まいのY様より、毎回ではなくたまに雨漏りをするのですが原因はなんでしょうか、とお問い合わせをいただきました。 詳しくお話を伺うと、雨の強い日や雨の降る時間が長くなると、ぽつぽつと雨漏りがはじまるのだそう。雨漏りのする屋根を見に行くと、瓦自体にヒビや欠けなどはなく、唯一気になる点があるとすれば、瓦に生えたコケなんだそうです。

お話を伺うだけでは原因の特定はできませんので、一度現場を見せていただくことに。早速、屋根に上がり雨漏りとなる原因を調べます。確かにY様のおっしゃるとおり、瓦自体には何の支障もなく、Y様が不思議に思われる気持ちも分かります。そうなるとY様が気になるといわれていたコケ、これに原因があるかもしれません。

コケで雨漏り

そもそも、コケはすべての瓦に生えるわけではなく、建物の立地条件に大きく左右されます。例えば屋根の一部が常に日陰の状態にある、風通しが悪くジメッとしているとなるとコケが生えるには好条件ですね。瓦の表面に生えるコケもあまりいい状態とはいえませんが、それよりも問題なのは瓦の重なった部分に生えるコケです。Y様邸も一見きれいな瓦屋根で分かりにくいのですが、瓦の重なった隙間部分にコケがびっしりと生えていました。この隙間に生えたコケが、瓦同士を固定する際に使用される釘の隙間部分から序所に雨水を引き寄せ、雨漏りを発生させていたと考えられます。

現状をお伝えし、コケが原因で雨漏りになるなんてと驚かれたご様子でした。雨漏りの原因が分かったことは喜ばしいけれど、費用の面で一旦検討したいとのことで、今回はお見積もりだけお渡ししました。後日、改めて修理のご依頼をいただきました。