梅雨現場住宅の雨漏り修理 (世田谷区)

梅雨現場住宅の雨漏り修理 (世田谷区)
ご住所
東京都世田谷区
ご依頼内容
雨漏り修理
使用材料

スタッフより

昨年の6月のことでした。世田谷区の住宅会社に頼まれて
ある建設中の住宅現場の断熱材の内部の湿度を調べたところ、
86.1%に達していたのです。室内は46.9%だったので、断熱材内部の方が
40%高いことになります。

雨漏り2_1

この原因は、
屋根断熱に通気層がないこと、袋入りのグラスウールと付加断熱の
フェノールフォームの施工が雑で欠損が生じていること、
梅雨時の現場に建材を置いていたこと、が考えられました。
そして次のような経緯で初期結露に至ったと推定されました。
現場で湿気を吸収した建材が日射を受けて水蒸気を放出。
通気層がないので水蒸気が断熱・機密層にたまり、断熱欠損した箇所が
夜間に冷えて結露が生じたのです。
この現場は大変興味深いので結露計算を外注して調べてもらいました。
建材近くの湿度を80%、断熱欠損している状態を断熱材がないと
それぞれ設定して計算したところ、防湿・機密シート部分の湿度が
100%になりました。この状態ですと結露が生じます。
初期湿度が高くても結露を防ぐ方法はないかと考えたところ、
通気層を確保し、断熱材をすべてフェノールフォームに改め
、防湿・機密シートをなくすことが思い当たりました。
住宅会社がこの方法で施工しなおすと結露を防ぐことができたそうです。
この仕様で湿度は60%に下がったそうです。

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