
スタッフより
中央区Y様邸で中古物件をリフォームし暮らし始めて3年半ほどたった頃、1階が雨漏りしたというご相談をいただきました。
2階バルコニーの笠木のひび割れが見られ、そこから雨水侵入がありました。
笠木とは手すり上部の仕上げ材の事で、バルコニーの上部を覆うように施工した防水や防腐には欠かせない大切な部分です。
バルコニーは直射日光にさらされているので建物内部より劣化が早いのです。
床からだけでなく、手すりのひび割れやズレからも雨漏りする事を初めて知ってY様も驚かれたようです。
都内の空き家は約82万戸あると言われています。
近年では中古住宅や中古マンションのリフォームやリノベーションが増加していますが、それにともなって雨漏りや水漏れ被害も増加しているのです。
新築住宅の場合は引き渡しから10年間の保証が義務づけられていますが、中古物件の補修のほとんどは、買い手が自分で行う事になります。
見た目が綺麗でも目に見えない内部は厄介で、住み始めてから不具合が出てくる事も多いのです。
リフォームが進んでしまうと、現状が分かりにくくなってしまいます。
特に雨漏り、水漏れは購入前にしっかりチェックしましょう。
外からは分からない部分もあるので雨漏りチェックはプロにおまかせください。