グリーンインフラを。

屋根調査 家屋調査 ドローン

急増する自然災害とも共存していかないといけない時代です。
災害とどう向き合うかが問われており、回答の一つとして戦国時代の
インフラが見直されています。例えば河川堤防、霞堤。
これらは、堤防の一部に開口部をもうけ、大雨で水かさが増したとき、
逆流させて遊水池に出す洪水調整機能を持った構造のことです。
水の力に逆らわず、逃すことに力点を置いた古来のインフラで、この
霞堤は実は、今も各地に残っているんです。

代表格が山梨県西部を流れる釜無川などの堤防群です。武田信玄の治水術と
しても知られるこの堤防は、上流に向かって斜めに開いており、洪水調整だけ
でなく、上流で溢れた水を本流に戻す氾濫戻しの機能も持っています。
暴れ川から住民を守るため、急流を岩にぶつけて流勢をそぐ高岩や、水を導く
工作物の出しなどの当時の治水システムの痕跡は今も残っています。

緑の防潮堤や土砂災害を防ぐ緑地帯など、自然の力を応用した土地利用を、
最近では、グリーンインフラと呼んでいます。
自然災害を力で封じるのではなく、環境と共生する防災策が、もっと広がればいいですね。

 

これからはドローンの時代です。家の修理の分野でもいよいよドローンが活用

され始めました。このたび弊社では無料にてドローンによる家屋調査・屋根調査を
行います。家屋の状態を画像で見ながら確認がとれますので、一段とレベルアップ
したメンテネンスが可能となります。