換気面積を満たしても雨漏り -2-(杉並区)

昨日の続きになります。
K様のお宅は、小屋裏の軒先周辺は天井断熱、吹き抜け部分は勾配に沿って
屋根断熱、棟の頂部は天井断熱となっているのです。
換気口として軒先と妻面に有孔板は設けてありました。しかし、妻換気は
軒先換気や屋根断熱の通気層とつながらない場所に設置されていました。
妻換気は住宅金融支援機構の木造住宅工事仕様書(工事仕様書)が天井断熱
用に示している換気面積の規定を満たしていました。
しかし、「工事仕様書の開口面積を満たすための飾りに過ぎなかったのではないか?」
という思いがよぎりました。
雨漏りによる濡れが著しかったのは、北面の通気層から棟にかけてでした。
この部分の垂木は含水率が40%を超えていました。
野地板は室内側だけでなくルーフィング側も濡れており、きぎがさびていました。
一方、南面は全体的によく乾いていました。
通気層と棟に結露が生じていたのは、軒先換気だけで通気している状態になり、
水蒸気が通気層と棟に溜まったからではないか、と推定しました。
そして北側に結露が集中している理由については、
日射をうけて南面の野地板が放出した水蒸気を北面の野地板が吸収して、乾かない
状況が続いたからでしょう。
この対策として、通気層とつながっている屋根断熱の棟頂部に、棟換気を
設置することを提案しました。
結露していた既存の野地板は保持力が残っていたので、そのまま使用しました。
改修費用は約30万円で収まり、結露も解消しました。

雨漏り4_1

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