完成したばかりなのに雨漏り修理 -2- (杉並区)

昨日のブログの続きになります。
今回の問題点は、現場発泡ウレタンによる屋根断熱を施していたのに、
設計者が屋根通気の知識に欠けていた点にあります。
断熱材と野地板の間に通気層はあったものの、排気口となる棟換気や
野地面換気、給気口となる軒先換気や通気見切りなどはありませんでした。
これでは通気層の空気を動かし、湿気を排出することができません。
その結果、躯体の木材などから蒸発してきた湿気は棟でせき止められ
て野地板の下に滞留。その後、湿気は野地板の継ぎ目などの隙間から
ルーフィングの下に入り込み、放射冷却などの影響で冷やされた野地板の
表面で結露したと考えられました。
そこで隅棟部の野地板を一部、切り欠き隅棟換気用の装置を設置しました。
これで結露が解消されました。

雨漏り1_2
このようなトラブルの背景には、おしゃれな外観や勾配天井といった
デザイン性を重視する建て主の増加があります。
例えば、個性的なデザインを得意とする設計事務所が受注した住宅の
施工者を入札で選ぶ場合、両者の力関係で施工者は設計事務所に
物を言いにくくなります。設計に不備があっても、施工者が強く指摘
できないまま、設計図通りに施工してしまうことも少なくないようです。

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