
スタッフより
K様邸の瓦屋根の塗装工事をしました。着工前の屋根の状態は全体に苔が付着していて見た感じ色あせて塗装できれいに仕上がるのか、疑心暗鬼でした。初めはガルバリウム板金での葺き直しを提案したのですが、まだ若い頃、資金の無い時に苦労して建てた家なので、出来ればそのまま残したいというK様(ご主人)の強い要望も有り、塗装工事で何とかきれいにしようと考えました。幸いなことに下の写真のように苔だらけにもかかわらず湿り気は見て取れますが、雨漏りはしていないようでした。
上の写真の黒い部分は全部苔で覆われている状態です。まずは苔を落とすケレンの作業から入って2日間かけて瓦の表面をまずきれいにしました。下地にエポエムシーラーというシーラー材を入念に塗って、それからシリコン系の塗料を2度塗りしました。この作業も通常の倍はかかりました。次の写真が仕上がりの状態を取ったものです。
このように瓦の溝がはっきりわかるようにきれいに仕上がりました。仕事をした私たちさえよくここまで仕上がったなと満足感が有りました。K様のご主人は年配の方なので完工写真をお見せしましたが、どうしても現場を見たいと言う事で、私たちが梯子を持ってあげて、一度全体を見ていただきました。そして非常に喜んでいただきました。K様の笑顔で私たちも幸せな気持ちになった現場でした。