整備を重ねた飛行機も金具不具合から事故に!

屋根補修 整備

大阪市で昨年9月に上空4千メートル前後を飛行中の機体から
右主翼付け根部分のパネル(縦横各約1.1m、重さ4.3㌔)が落下し、
車を直撃した事故がありました。けが人はいませんでしたが、
一大事となってもおかしくない事故です。国の運輸安全委員会によると
パネルを機体に固定する金具が強度不足で壊れたことが原因とのこと。

パネルと機体との間に取り付ける約12㌢四方の固定金具が、
金属疲労により破断し、流れ込む空気の圧力や振動で、パネルが脱落したと
されています。
驚かされたのが、過去にもこの固定金具が原因のパネル脱落が10件も
起きていたということ。
飛行機の点検や整備はどうなっているのでしょうか?

 

実は、飛行機は飛行時間や飛行回数によって4つの整備が行われています。

①    飛行機が到着してから次の目的地に出発するまでの間に毎回行うT整備

②    約300時間飛行したとき(約1ヵ月)に行うA整備

③    約1年ごとに行う機体構造の点検などのC整備

④    4年から5年に1回、行う大規模なM整備。

このように段階に応じて、何回も整備されている飛行機。
そんな状況でも、固定金具の金属疲労が原因でパネルが落下する事故を
引き起こしてしまうんです。

ご自宅の整備(メンテナンス)はどうでしょうか?
雨漏りや屋根の落下などの事故があってからでいいやと後回しにしてませんか?
家はむき出しで暴風雨や地震にさらされています。
大きい事故になる前に、定期的に外壁や屋根を診断し、メンテナンスを
行うことが大事です。

「うちは大丈夫?」とご不安な方はぜひご相談ください。