日本は自然災害の被害額が世界3位。防災への意識はできることから。

災害への備え 屋根修理

 

先日発生した大型台風21号で、大阪府の銭湯400軒のうち7割が被害を受けたそうです。
屋根の一部が飛んで行ったり、浴場の天窓が壊れたり、煙突が折れて銭湯に崩れ落ちたりと、
壮絶な被害状況がテレビでも放映されてました。

今回の被害で多額の修理費がかかるため、長期休業を受けた余儀なくされたり、
中には再建を諦めて廃業を決めた銭湯もあるそうです。

なぜ銭湯がこれだけ被害を受けたのか?
その理由は、想定外の大きな台風がきたことだけでなく、建物メンテナンスが原因なんです。
被害を受けた銭湯の経営者は70歳超。長いこと建物のメンテナンスをしてこなかったために、
建物の補強ができておらず、大きな災害に対応できなかったことが原因として挙げられています。

本日のニュースで取り上げられてましたが、直近20年の世界で自然災害により生じた経済損失額は約329兆円。1997年以前の20年に比べると約2.2倍となっており、異常気象は頻発、激しさを増していると発表がありました。国別損失額で見ると、日本はアメリカ、中国に次いで3番目。地震大国でもある日本で生きていくためには災害への意識=防災が最も必要なスキルです。

何をするべきかわからないという方は、防災グッズを常備する、水を備蓄するなど、まずはできることから。

そして大切な命、大切な財産である家を守るためにも、ご自宅への防災意識を高く持っていきましょう。

屋根や外壁の診断、メンテナンスから塗装、修理、リフォームまで状況に応じてさまざまな手を講じていくことが大切です。