軒天からの雨染みと雨漏れ

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上の写真の様に外壁より外側に飛び出している部分を軒と言いその裏側(軒裏)に仕上げの板材等(モルタルを塗った場合も有り)を貼ってできた面を軒天井と言います。軒天は雨や風の影響を受けて汚れたり剥がれたりします。そして雨染みとして残ります。特に軒天と外壁との取り合いは雨仕舞の弱点ともなり、この取り合いから雨が漏れることがしばしばあります。

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上の写真は雨風の影響を受けて破損したものですぐにでも改修が必要な状態です。軒天のリフォームの方法は大きく分けると3つの方法が有ります。

①傷んだ部分を補修しての重ね貼り

②傷んだ部分を撤去してからの貼り替え

③塗装仕上げ(モルタル仕上げの場合に多く変性シリコン材でクラック補修してからの仕上げに成ります)

貼り天井の仕上げ材として多く使用されるのは

①カラーベニヤ

②ケイカル版(ケイ酸カルシウム板)

③金属(スパンドレール等)ガルバリウム鋼板

④各種軒天専用板

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上の写真は軒天部を改修して破風板を板金で(ガルバリウム鋼板加工)巻き込んでいるものですが、このように軒天の改修は絡みの有る部分や屋根本体とのリフォームと合わせて行う事をお勧めいたします。破風板の必要性は次回のブログでお話しするとして、軒天は下から見上げるとわかりやすい部分ですのでぜひチエックしてみてください。状態がご心配なら下記にお連絡ください。