ベランダ防水のメンテナンス

神奈川県のS様からベランダから雨漏れがしているようなので見てほしいとメールで連絡が来ました。早速現調に出かけました。ベランダは内ベランダで下が(1階)部屋に成っています。天井や窓枠廻りに水漏れの跡が有りました。ベランダは経年したもので表面にひび割れが発生して塗膜が剥離した状態でした。明らかに防水機能の低下に依る雨漏りです。長期に渡り建物に水分が浸透しつずけると建物の劣化を早めます。定期メンテナンスが必要ですと伝えて、早速S様と相談しウレタン防水の改修に着工しました

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上の写真は補修改修して仕上がった写真です。

工程としては

①古い塗膜を取り除く補修作業と下地調整します。

②プライマー塗布します(下塗り処理)

③通気緩衝シート、樹脂モルタルを塗りポリエステル繊維を貼る

④ウレタン防水中塗り

⑤最後にトップコートを塗布して施工完了

このS様のお宅のようなベランダや小さな屋上にはよくウレタン防水が使用されます。ほかにもシート防水、アスファルト防水など色々な防水の方法は有りますが、継ぎ目がなく簡易的な防水と言う事で住宅のベランダ等には最適な工法だと思うのですが、やはりスパンにして5年に一度くらいはメンテナンスが必要かと思います。苔が出てきたり塗膜が浮きあがてくるような場合も注意信号です。ご連絡下さい。